宇多田ヒカル

....の艶のあるボーイッシュな声が、
ナチュラルな高調波倍音の原型あるいは声音の自然形だとすれば、
それをフィルタリングするテクニックに喩えることができるのが、
現在のPOPシーンのその他のほとんどの声であり、
究極にはリングモジュレーターのような
原音の加減算で発生できる人工のいわゆるFUZZ音まで含まれる....
とかなんとか書いちゃうより....
カンタンにいえば、
声とはこーゆーものだとゆーコモンセンスを前提として、
単に、だからこそ、これはいい声だね、という感動を拒否できない、
そーゆー当り前に気持ちのイイ声が、このサントス・アンナの声。