ザルカウィはいない

テロリスト？　アルカイダ？　大量破壊兵器？　ニューヨーク市民へのインタビューで鋭い言葉がありました。
「ザルカウィなんていやしない。大量破壊兵器と同じで、ザルカウィがいることにしてブッシュはイラクへの関与を続ける口実にしてるのよ。私は自由を愛するニューヨーカーよ。」
....だと思ったんだけど、記憶がアヤフヤです。でもこーゆー認識は、今こそ必要じゃんかあと思いつつ、「私は自由を愛するニューヨーカーよ」と誇らしげなこの人に感激。
ウチは「オレは自由を愛する東京人だぜ」とかいえるんだろーか。アンタはあ？
ところで米軍とイラク政府軍が合同で「ファルージャとラマディで「大規模作戦の準備を進めている」」のはフセイン派の残党が多いこの地域を痛めつけるのが目的じゃないかなとも思います。今のイラク政府がフセイン派の残党や旧バース党に怯えてるからかな。フセインの恐怖政治はいけないモンですが、アラブで民主化をすすめた勢力はエジプトのナセル大統領の思想を体現したバース党がいちばんだったはず。非宗教化とアラブ民族主義を合体させたバース党はモダンな勢力だったわけで、いちばん西欧的なもの。政治というか人間というか、ムズカシイもんですが....犠牲が出るのはイケないでしょ、と思うウチ。